頚髄損傷に負けないぞ! −車いすの臨床心理士−

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zoom RSS 心を亡くさないために

<<   作成日時 : 2013/07/06 20:42   >>

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病院のカウンセラーとして働き始めて3ヵ月。
現在進行形ですが、まだまだ分からないことも多く、悩ましい毎日を過ごしています。

最初の2ヵ月は事務仕事との二刀流。
うん、流行りですよ、今が旬。
やるなら、今でしょ。


なんかすみません。

でもこの状況がすごい大変で。
僕は事務部の中の地域医療連携室というところで働いていたんですが、やはり、心理とは違い、患者さんへの関わりと言いますか、扱いである意味ショックやギャップというのを感じざるを得ない時もあり、自分の想いと矛盾するような現実に認知的不協和を起こしていたんでしょう。
何か心の中で一致しないような感じ、いらいらする感じがあったりしました。
(他にも「なんで心理で来たのに事務をしているのか」という不協和もあったかもしれませんが)

また、とにかく忙しい部署で、場所も狭く、電話を取りながらメモをする、スピードを求められる(感じがする)など、頚損の自分にとってはそういう意味でもしんどい部分は多少あったと思います。

入職後少ししてから、午前中この地域連携での仕事を行い、午後は心理の仕事としての時間をもらいました。
しかし、午後に患者さんの話を聞きに行ったりしていましたが、あまりに自分の心が乱された感覚も正直あるときもあり、そんな時はとても患者さんの話を聞いてあげられるような状態ではありませんでした。


こうした状況の中、同じ系列の病院の臨床心理士や、スーパーバイザーの先生に相談したところ、その状況はやはり少し違うのではないかということで、上司に相談し、今は一日臨床心理業務をしています。
(とはいっても、それはそれで何をしたらいいのか分からなくなるときもありますが)


地域連携からの抜け方が少しまずかったせいもあり、一部の人とちょっと人間関係が微妙になってそこは反省していますが…。
(心を扱う人がなにしてんだと今は思いますが…たぶんいっぱいいっぱいだったんです)

もちろん、地域連携にいることで学べたことは多く、それは今後生きてくると思います!


…そんな感じで、今は今で臨床心理業務を指導してくれる上司もおらず、非常に悩ましい一日を過ごしながらもなんとか自分のペースで仕事を(しようと)しています。



人の“心”を扱う者として、自分が「忙しく」していることは考え物です。

「忙」という字は立心偏すなわち「心」を「亡くす」と書きます。

どうしてもやることが多く、また時間に追われるものが次々とやってくると忙しくなり、周りに目がいかなくなったり、落ち着いて考えることもできず、気持ちも整理されません。

そんな状態で、果たしてカウンセリングができるでしょうか?

自分の心が散らかっている状態で、相手の心を整理したり、理解してあげることができるでしょうか?

心を亡くした人に、クライアントは話を聴いてほしいと思うでしょうか?


自分ができているつもりでも…クライアントは案外鋭いです。
心にカーテンをかけてパッと見はキレイに見えても…ふと風が吹けばボロが出てくるかもしれません。


ただ、「忙しい」は心のサインです。
実際、書類の束を目の前にして、忙しいと思う人もいればそうでない人もいます。

工夫して、心に余裕を持ちながら、カウンセラーは日々の生活を送れるよう、心がけていくことは必要なのではないでしょうか。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
どうか頑張ってください
小枝
2013/07/06 20:49
自分自身が受けてた頃、
担当者の変化を、会った瞬間の一瞬で察知して、発言したことがあった。
あのころの自分の、担当者に対してのみ発揮される鋭さはハンパなかった(笑)
我ながら、超能力でも発揮されたのかと思った(笑)
それだけ、預けていたものも多かったやろうと思う。
だからこそ、自分の調整って大事やんね。ほんま。
すもも
2013/07/19 18:22
▼小枝さん
お返事遅れてごめんなさい。
はい、頑張ります。
応援してくれてる人がいるというのは大変心強いです。
ありがとうございます。
たいき
2013/07/25 21:53
▼すもも
そんなことがあったんか。笑
でも分かる気がする、そういう感覚。
臨床心理士も人間なんやろうけど、プロとして人の心を扱うわけやから、自覚を持って自分の調整も大事にしたいなって思う。
たいき
2013/07/25 21:58

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